はじめに
こんにちは。精神科医のやっくんと申します。
この記事では、お金をかけずにコスパよく楽しむ趣味や楽しみ方について、23つのアイデアを紹介していきます。
どうしても趣味やレジャーといえばお金がかかる印象がありますが、工夫をすることで、安く楽しむ方法はたくさんあります。
中には初期投資やコスト0円で楽しめるものもありますので、ぜひ参考になれば幸いです。
1.お家で映画鑑賞
映画鑑賞が趣味という方は多いと思います。最近は何かしらの動画配信サービスに入っている人は多く、映像コンテンツへのアクセスはかなり便利になりました。
映画館に行くとお金がかかりますが、プロジェクターがあれば迫力満点の映画館に早変わりし、誰にも邪魔されることなく楽しめます。
プロジェクター1台あれば、お家でスポーツ観戦、Youtubeで音楽鑑賞、花火大会のライブ鑑賞など、どれも現地にいるかの如く、迫力満点で楽しめますよ。
2.100均で爆買い
ストレスが溜まると、どうしても買い物をしたくなる時があると思います。しかし、発散のために毎回高額な買い物をしてしまうと出費がかさんでしまいます。
そこでお勧めしたいのが100均。100円ショップならば10コ買っても1000円です。一つ一つが安いのですが、カゴに商品をたくさん入れていくと買い物している感はあるので、安価に浪費体験ができてお勧めです。
ただし、100円とはいえ、湯水のようにお金を使い過ぎてしまうのは注意が必要。使わないガラクタばかり買ってしまうと家が散らかるし、心も荒んでしまいます。
生活必需品や食品なども組み合わせて、上手に活用するとともに、「浪費したい」というマインドがあまりに続くようであれば、生活のストレスを見直してあげる必要があるでしょう。
3.料理
食を制するものは節約を制します。
基本的な食事はもちろんのこと、生地からこねる自家製ピッツァや生パスタ、自家製パン、絶品スイーツなど、料理の腕が上がれば生活の質も爆上がり。お酒だって安く楽しめます。
外食のような非日常感を味わうために、タコパやホットプレートでパーティ気分を味わったりするのもオススメ。
ちなみに自炊は最初は大変ですが、慣れると効率も良くなってきて、タイムパフォーマンスの改善も見込めます。お家でレストラン気分を味わえるように、自炊スキルを磨いていきましょう。
4.ランニング
ランニングやジョギングは、ウェアやシューズなどを揃える必要はありますが、それらをのぞいて基本的にお金はほとんどかかりません。街全体が無料のランニングコースみたいなもんです。
たまに大会に出るなどして、モチベーションを維持するのもいいでしょう。地域のマラソン大会等であれば、数千円で楽しめます。
練習し、縮まっていくタイムという形で努力が目に見えるのは大きなモチベーションになります。
5.散歩
散歩は全くお金がかからない趣味の一つです。
いつもの街でも、自分の足で歩くと新たな発見があるものです。運動にもなるし、精神医学的にも散歩はセロトニンの増加が見込めるため、フィジカルな健康だけでなくメンタルヘルスにも良いと言われています。
精神科医として、患者さんにもお勧めすることが多い趣味の一つです。
6.サイクリング
車と違い、自転車には維持費があまりかからず、税金や燃料代がかかりません。
自分の足で自転車を漕ぎ、颯爽と街を駆け抜ける感覚は最高です。地球にも優しく、健康にも良く、ランニングよりも足に負担をかけにくいです。
ロードバイクも最高ですが、初期投資が結構必要なのと、お金をかけ始めるとクルマ並みにお金がかかるので、要注意です。
7.筋トレ
筋トレは精神衛生的にも肉体的にも優れた趣味の一つです。運動自体が精神医学的な効果に優れていますが、体が引き締まると、自尊心も爆上がり。こんな趣味って他になかなかありません。
自重筋トレは無料でできますが、ジムに通うとなるとまずまずのお金がかかります。とはいえ、マシンやウェイトを利用するメリットも多いです。利用頻度が少ないならば、公共施設のジムを活用するなどすると良いでしょう。
8.スポーツ観戦
プロスポーツをしょっちゅう現地に観にいくとお金がかかりますが、DAZNなどサブスクサービスを活用すればスポーツをたくさんお家で楽しむことができます。プロジェクターを使えば、お家がまるでスタジアムに。
もちろん迫力は現地には敵いませんが、移動時間や交通費も必要なく、ローコストに楽しめます。
また、プロスポーツのトップカテゴリーは人気でチケットもある程度しますが、学生スポーツや社会人スポーツはチケットも安く、プロとはまた違った良さがあります。とてもお得に楽しめるのでおすすめです。
9.乗り鉄・バス
鉄道は、楽しみ方によってはローコストで楽しめる趣味の一つです。
確かに、新幹線や特急電車に乗るとお金がかかりますが、在来線やバスなどであればお安く楽しめます。
おすすめは、「一日乗車券」や「フリーきっぷ」などを活用する方法です。
例えば東京メトロであれば24時間券が600円で購入でき、東京メトロ全線で24時間利用できます。
1区間乗車すると180円ですから、4回利用すれば元が取れることになります。いろんな駅で下車して、街を歩いてみましょう。たったの600円でまる一日、充実した小旅行が楽しめますよ。
東京近郊であれば、ほかにも「東京フリーきっぷ(メトロだけでなく都営交通やJRも乗り放題)」やホリデーsuicaパス、みさきマグロきっぷや、全国区で言えば有名な「青春18きっぷ」などがありますね。
これらの一日乗車券とグリーン券や特急券などと組み合わせて、快適な遠出を楽しむのもありですね。
10.外国語の習得
言語学習はお金もあまりかからず、じっくり取り組める趣味の一つです。
教科書などを買うとお金がかかりますが、今ではYoutubeなどを駆使して簡単に教育的なコンテンツに触れることができます。
自分磨きにもなるし、憧れの異国の文化を感じることもできます。言語を学ぶことで、リーチできる情報も広がります。
私は英語のほかにイタリア語の勉強に取り組んでいますが、よく口にするイタリア料理などについても理解が深まり、生活が楽しくなりました。
11.茶道
茶道というと敷居が高い印象もありますが、お茶を立てるだけだったらお家でいつでもできます。抹茶はやや高いですが、それでもスーパーで1000円もあれば粉末は買えると思います。
スマホを置いて。お茶の香り、味、そして茶をたてる音や感触に感覚を研ぎ澄まし、じっくりと味わいましょう。
奥深いお茶の世界を味わい、マインドフルネスな時間を過ごすことができます。
コーヒーが好きな方は、豆からコーヒーを挽いてじっくり楽しむのも良いでしょう。
12.ブログ執筆
アウトプットをすると、頭も整理されるし、心地がいいものです。有益な情報を発信すれば、アクセスが集まり収益化することだってできます。
ただ、ブログを運営したり、有益な記事を書くことには労力がそこそこかかります。楽しいこともありますが、しんどいなぁと思うこともあります。
「記事を書かなくちゃ」と自分にプレッシャーをかけると楽しくなくなってしまうので、自分の楽しめるペースで無理なく続けるのがおすすめです。
13.株式投資
投資を趣味と捉える人は少ないかもしれませんが、実は奥深くてじっくり楽しめるものの一つです。そして、お金を使うどころかお金を増やすことが期待できる趣味です。
ここでいう投資とは、「一攫千金を狙ってギャンブル性の高い投機をする」というより、もっと農業的に、コツコツと堅実に行う投資のことです。
配当株をコツコツ積立てて配当金をもらったり、株主優待で生活を楽しんだり、企業分析や株主総会に出席したり。「自分は株主なんだ」と思いながら企業のサービスや製品を試したり、企業の本社や工場に見学に行くなどするのも面白みがあります。
作物を育てるが如く、種をまいて金のなる木を育て、お金を収穫する農業のような楽しみという感じでしょうか。
もちろん投資にはリスクがあるので、一時的に損失が出ても生活に支障がなく、精神的にダメージが少ない額にとどめることをおすすめします。
14.家庭菜園・ガーデニング
ベランダ菜園という言葉があるように、ガーデニングや家庭菜園はお家のベランダやお庭でも楽しめて、お金もほとんどかかりません。
100円ショップでも園芸用品は揃えられるし、ホームセンターで野菜の苗木も安く売られています。ミニトマトやハーブなどは代表的でしょうか。
もちろん、スーパーで買う野菜と比べるとコスパは下がると思いますが、育てる楽しみを味わいながら、食費節約にも貢献してくれるので、趣味としては優れていると思います。
お家に家庭農園があれば、自給自足感があって、幸福度がアップしますよ。
15.銭湯巡り
温泉旅行に行くとどうしてもお金と時間がかかりますが、スーパー銭湯や銭湯であれば近場で安価に温泉気分が味わえます。
やはり、お湯が注がれる音や湯けむり、そして広い浴槽に浸かる気持ちよさは、お家のお風呂とは別格の気持ちよさ。露天風呂に入れば、いつもと違うアナザースカイを手軽に味わうことができます。
回数券やクーポンを利用することで、より安く楽しめますが、期限までに使いきれないと無駄になってしまうのでよく考えて購入することが必要です。
16.バードウォッチング
「中高年の趣味?」と言われてしまいそうですが、野鳥観察はローコストで楽しめる趣味の一つです。
野鳥は街や公園などにたくさんいますし、エリアによって種類の違う鳥たちに出会うことができて、飽きがきません。
鳴き声から鳥の種類を判別したり、野鳥たちの営みに思いを馳せたり。可愛い鳥たちの世界をのぞいてみるのはいかがでしょうか。
17.写真や動画撮影
写真撮影は、場合によってはローコストで楽しめる趣味の一つです。
高額なカメラを買うと初期投資がかかりますが、最近はスマートフォンでも高画質な写真を撮ることができるので、参入障壁は低くなっています。
写真素材やYoutubeなどへ投稿することで、収益化も望めます。ただし、機材にこだわり始めるとキリがないほどお金がかかるので、要注意です。
18.読書
読書は自分のためにもなるし、あまりお金もかからない趣味の一つです。
小説やビジネス書、勉強のための本など、ジャンルもいろいろありますが、活字の世界はとても奥深く、本一冊で壮大なイマジネーションの世界や、歴史の重みに浸ることもできます。
公共の図書館を利用すれば、無料でたくさんの本が楽しめますし、Kindle Unlimitedなどのサブスクサービスを活用することもおすすめです。
19.音楽鑑賞・演奏
音楽を聴いたり、演奏したりすることも、(楽しみ方次第では)あまりお金がかからない趣味の一つです。
音楽鑑賞であれば、Youtubeなどでも無料で良質な音源が楽しめるし、サブスクサービスも豊富にあります。
演奏に関しては、ピンキリだと思います。防音室をレンタルしたり、高価な楽器を購入したり維持するとお金がかかりますが、自宅で電子ピアノを弾くなどであれば、そこまでコストはかからずに楽しめるでしょう。
カラオケは、夜は料金が高いですが、日中は比較的安く楽しめてストレスの発散になるので、おすすめです。
20. ファミレスで豪遊飲み
外食や飲みはお金がかかりますが、サイゼリヤやガストなど、安価なファミリーレストランを活用することで結構安く豪遊することができます。
例えばサイゼリヤではグラスワインは100円ですし、1.5Lのマグナムなんて1000円という驚愕の安さです。
その他のボトルだって1000円〜2000円くらいでオーダーすることができます。ガストでも、ボトルワインは900円程度で手に入ります。
もちろん高級なレストランと比べるとかなわない部分はありますが、コスパよく非日常を楽しめるという点では、めちゃめちゃ優等生です。
21.公園や庭園巡り
公園はお金がかからない楽しみ方の中でも特に有名なものの一つです。
公共施設ですからお金もかかりませんし、庭園なども数百円で入場できてコストパフォーマンスに優れます。
自然に触れることで心も癒されますし、天気のいい日に自宅から持参したランチを持ってピクニックなんかをすると最高です。
22.寺社巡り
神社やお寺のようなパワースポット巡りは、入場料はほとんどかからないためお勧めできる趣味の一つです。
かかるお金といえば、お賽銭代くらいでしょうか。
もちろん中には見学料が必要なところもありますし、御朱印集めをしたり、遠方の寺社を巡ったりすると、それなりにお金はかかってくるので注意が必要です。
23.公共施設の美術館・博物館・動物園巡り
公共の施設である美術館や博物館、動物園などは、入場料が安く抑えられているのでローコストで楽しめます。
例えば上野動物園の入場料は600円ですから、民間の動物園よりもかなりお得な価格だと言えるでしょう。
国や自治体が運営しているような施設は、どれも展示が充実しており、心が磨かれる施設が多いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。趣味はどうしてもお金がかかることが多いですが、趣味の選び方や工夫によってはローコストで楽しむことができます。
特に運動系の趣味は、やろうと思えば原価0円で楽しめ、メンタルにも体の健康にも良いというメリットがたくさんあります。また自炊は家計の基本となり、生活の質を大きく向上させることができます。
ぜひ、ローコストでできる楽しみ方の参考にしてください。

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