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<楽しい節約生活を送るには?>「少ないお金で最大限楽しむ」に考え方をシフトする

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目次

はじめに

こんにちは。「人生、ずらし旅」管理人の、精神科医やっくんと申します。

このブログでは、少ないお金でゆとりある生活をする方法について探究しつつ、そのコツについて皆さんに紹介しています。

この記事では、精神科医としての視点も踏まえながら、「いかに楽しく、節約生活を送るか」ということについて一つの考えを紹介したいと思います。

「とらえ方」の大切さ

精神科の治療の一つに、「認知行動療法」というものがあります。これはお薬ではなく、精神・心理療法といった類のアプローチです。「認知」というものは、状況を認知する、つまり起こった事実の捉え方と言ってもいいでしょう。

例えば、「上司からメールが返ってこない」という事実があったとします。これを「上司に嫌われてしまっている」と捉える人は、悲しい気持ちになる人もいるでしょう。逆に、「上司も忙しいんだな、仕事の話はまた明日にしよう」と考えられる人は、そんなに落ち込まずにいられるでしょう。

私たちはこのように、起こった出来事に対して「認知」を繰り返し、それに対して「反応」して生きています。

こうした物事の捉え方が歪んでしまうと、気持ちが落ち込んだり、不安になったりすることがあります。こうした認知の歪みを見つめ直して、より現実に適応しやすい方向に導いていくのが、「認知行動療法」です。

「節約をしなければいけない」という状況も同じです。「お金がなくて、節約しないといけない。なんて不幸な生活なんだ」と捉えれば、とてもひもじい気分で生活を送ることになるでしょう。「自分はダメだからこんな生活なんだ」と言った、悲観的な考えも浮かんでくるかもしれません。

しかし、「お金がない(もしくは、少ないお金で生活したい)」という状況に対して、「今の状況で、最大限に楽しんで幸せな生活を送ろう」と考えることで、状況は大きく変わると思います。

少ないお金で生活するゲーム

東大卒のエリートサラリーマンから、年収100万円での無職生活に転向した著者が書いた、「年収100万円の豊かな節約生活術(山崎寿人)・文藝春秋刊」という本があります。

この本では、著者は、限られた制約の中で楽しく生活することを、ゲームのように面白いものだと述べていました。またその制約を破って生活するのは、まるで手を使ってサッカーをするようなものだと、述べていました。

昔、「1ヶ月1万円生活」というテレビの番組のコーナーがありました。

これも、限られたお金の中で芸能人が創意工夫をして、生き延びていくサバイバル番組でした。中には海でモリを突いて獲物を狙い、生活していく強者もいました。

もちろん、普通の人には、衣食住が十分に満たされず、本能的欲求が十分満たされないような環境では、楽しく生活することも難しいかもしれません。

ですが、ある程度の環境が整えば、お金を使わずとも、楽しい生き方を見つけていくことは可能だと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

私たちは、いろんな物事を脳で捉えて、それに反応して生きています。

「捉え方」を見直すことで、苦しくひもじいように思われる節約生活も、ちょっと風向きが変わってくるような気がしませんか?

ぜひ、心の持ちようを意識して、ローコストでも幸せな生活を目指して、日々の暮らしを楽しんでいきましょう。

お読みいただき、ありがとうございました。

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